代表メッセージ
ストレスへの備えと
健康格差の改善を一手に
代表取締役社長 CEO
五十棲 計
創業への想い
私は、創業の際、心に決めたことがあります。それは「自分でつくる会社は≪世界で一番優しい会社≫にしよう」ということです。幼少から常々、世の中をどうしたら皆が幸せに過ごせるか、と考えることが多かったのですが、その中で私が出した答えの一つは、世界中すべての人を好きになることはできないけど、優しくすることはできる、ということです。もし、すべての人が、その少しの心の余裕をもつことができれば、今よりもきっと幸せな世界をつくることができると思いました。
だから、私がつくる会社は、そんな心の余裕や優しさを提供できる会社にしたかったのです。そして、どうせやるなら世界一だろ、ということで「世界で一番優しい会社」が今も私の心の中の標語になっており、何か悩んだとき、迷ったときは此処に立ち返って考えるようにしています。
Well-beingから生まれた企業の理念
優しい社会を実現するために自分たちがもっている技術的な強みを活かす事業の方向性を見つける必要がありました。そんなときに出会ったのが、Well-beingという概念です。
Well-beingとは、1948年にWHO(世界保健機関)の憲章前文で「健康とは、病気ではないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態にあることをいいます」と定義された言葉です。一時的な幸福感(Happiness)と違い、持続的な幸福感を指す言葉であると言われ、多面的な要素で構成されています。
私は、Well-beingは個人の状態を指す言葉だと思っていたので、「社会的にも満たされている」という言葉が定義に含まれていることに大きな衝撃を受けました。改めて、自分の幸せは自分一人ではつくれないのだと感じ、一人を見守る社会があってこそ、その一人が善い社会をつくることに繋がるのだという想いを弊社の理念である「優しい眼差しに満ちたWell-beingな社会の実現」という言葉に込めました。