課題

当該企業では、ストレスチェック（厚生労働省準拠）および、その結果を活用した集団分析を行われていました。しかし、より従業員個人のメンタルヘルスに寄り添ったケアを実施していくこと、また従業員のメンタルヘルスに対する関心を高めることが課題意識としてあったため、EvcarePackの導入をご検討いただきました。

成果

ストレスチェックの受検率が、8割程度（前年度）から92.6%に上昇。毛髪分析の項目が加わったことにより、従業員の方々に、興味をもってストレスチェックに取り組んでいただけたことが大きな要因となっていると考えられます。受検者からの満足度、継続希望率、理解度、活用度はそれぞれ83.1％、81.5％、84.6％、88.5％と、いずれの数値も非常に高く評価いただきました。また、個別カウンセリングでの相談内容等について相談者ご本人様から了解を得て、開示できる範囲に限定した内容を、代表者および衛生委員会に報告することで、企業全体の中で、特に不安を抱えられている方の課題抽出を実現することができました。

課題

当該企業では、従業員数が50名以上を抱える事業所がなく、ストレスチェックが義務づけられている企業ではありませんでした。しかし、メンタルヘルスケアを整備していくことが、結果的に従業員の帰属意識やパフォーマンスの向上、働きやすい職場づくりに繋がる、という代表の想いから、本サービスの導入に至りました。導入にあたり、①繁忙期におけるストレス度合と通常時のストレス度合を比較することで、従業員自身が正確にストレスを把握できるかを検証すること、②従業員自身がストレスについてのリテラシーを高めること、を目的に実施を行いました。

成果

繁忙期と通常期を比較した場合に、職業性ストレス簡易調査票の結果に統計的な差異は認められませんでした。その一方で、毛髪中のストレス反応は、通常時よりも繁忙期の方が有意に高いことが示唆されました。この結果から、今回受検いただいた従業員の方々の中では、繁忙期において「潜在的にストレス蓄積されやすい傾向」がある可能性が示されたことになります。この結果を中心に、実施後の結果フィードバックでは説明をさせていただくことで、参加者の方々からは「自分自身に当てはめて考えることができたため、理解することができた」、「自分で自分のストレスをコントロールする大切さがわかった」、「ストレスが体に影響することがデータを通して痛感した」という感想をいただきました。

課題

新型コロナウイルスの感染状況が落ち着いてきたので、対面での福利厚生のイベントを実施したいとのご依頼があり、イベントを企画させていただきました。

成果

参加いただいた大半の方に満足いただける内容となりました。昼休みや就業後のわずか10分程度の短時間ではありましたが、「みんなでわいわい思いの外、楽しく調合できたのも楽しかったです」「作成して持ち帰りましたが、ずっといい香りで癒されて仕事ができました。こんなに手軽にできるとは思いませんでした。」等の意見もいただき、参加者の方々には十分楽しんでいただけました。
また、90%の参加者がリピートをしたいと回答いただき、今後季節ごとの特色をもたせたイベントの企画や、コミュニケーションツールとして香りを活用する研修会の企画等にも繋げたいと検討中です。