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取締役の芦谷が携わっている子どもマインドフルネスプロジェクトが、三菱みらい育成財団ホームページで紹介されました
株式会社イヴケア取締役CKOの芦谷は、2020年度「三菱みらい育成財団」の助成を受け、マインドフルネス・プログラム「.b(ドットビー)」の学校現場への導入に向けて着手しました。その取り組みの詳細が「三菱みらい育成財団」の助成先・活動内容に「国立大学法人 滋賀大学」として掲載されました。
「.b」とは、“Stop, Breathe and Be”というプラクティスの呼称であり、子どもを対象として英国で開発されたマインドフルネス・プログラムだ。1回40~60分・全10回のレッスンから成り、身体の感覚に注意を向けるさまざまなプラクティスを通して、心の動きやストレスによって起こる身体の変化について理解し、高い集中力と、困難な状況に適切に向き合う力を身に付けることを目的としている。
2021年度には、高校と中学を合わせ8校、計185名の生徒にプログラムを実施し、「.bはあなたにとって役に立ちそうですか」というアンケートに対して「役に立つ」と回答した生徒は100%にも上った。また役に立つ項目として、「パフォーマンス向上」、「リラックス・落ち着くこと」、「試験」、「睡眠」と順位が続いた。参加した生徒たちからは、「集中力があがった」、「自分の心を安定させる方法を知れた」、「緊張する場面が少なくなった」などの声が上がった。
学校現場への導入には課題もあるが、「不安や心配が大きかったり、不眠の状況では当然落ち着いて学びに向かうことはできません。安全で安心で、居心地がよく、満たされた状態であれば、結果的に学力やパフォーマンスも伸びていくと考えられます。エビデンスをしっかり取り、日本の学校現場に取り入れやすい形を模索していきたいと思います」と芦谷は語る。
一般財団法人三菱みらい育成財団. 「国立大学法人 滋賀大学」. https://www.mmfe.or.jp/partners/555/, (参照 2022/11/2)